慢性関節リウマチ
手の指などの小さな関節の炎症から始まる変形性ひざ関節症の場合は、
ひざから症状が始まるのに対して、慢性関節リウマチの場合は、
手の指などの小さな関節の痛みやこわばりから始まります。
徐々にひざを含む全身の関節が腫れて痛むようになり、重症になると、
骨や軟骨が破壊されて関節が変形し、筋力も弱くなっていきます。
やがて手足の関節の自由が利かなくなり、日常生活にも支障を
きたすようになります。
発症年代は比較的早く、20代から中高年の女性に多いのが特徴で、
女性4に対して男性1の割合といわれています。
なお、診断は、アメリカリウマチ学会の診断基準に基づいて行われ、
慢牲関節リウマチの治療は薬物療法が中心で初期には、炎症を
抑えるために変形性ひざ関節症と同じ非ステロイド系の薬が
使われます。
症状が進むにしたがって、ステロイド薬(副腎皮質ホルモン薬)
や抗リウマチ薬が使われ、重症になると免疫抑制薬が使われることも
あります。
【慢性関節リウマチの診断墓準】
次の7項目のうち、当てはまるものが4項目以上あり、1から4が
6週間以上続く場合は、慢性関節リウマチと診断されます。
1、朝起きたとき、手の指などのこわばりが1時間以上続く
2、3つ以上の関節に炎症がある
3、手の指の関節に炎症がある
4、体の左右対称の関節に熱や腫れなどの炎症がある
5、皮膚の下に腫瘤(腫れもの)がある
6、手のX線写真で骨の異常が認められる
7、血液検査でリウマトイド因子が陽性を示す